王滝口第十五番 奥の院


  王滝口頂上奥社入り口を左(南)に行くと奥の院。
  この道には王滝頂上から噴気孔のある地獄谷の外縁壁をたどって行く道で、15~20分位で、奥の院に至る。
 左側ははるか下方、田の原、三笠山や伝上川の上流の緑の山ひだが広がる。右に地獄谷の岩陵を仰ぎながら行くと、途中日の門、月の門がある。地獄谷から噴き出た溶岩塊の株が空洞化し、アーチ状になったもので、空洞の形が円形のものが日の門、三日月形のものが付きの門に見立てられた。日の門を通して地獄谷の上部にそびえる剣が峰の眺望は、御嶽暖中随一の奇観である。(右上の写真)
 日の門に続いて月の門(右下の写真)があり、いずれも奥の院の道から踏み跡がそこまで続いている。
 奥の院の社祠の後方は地獄谷を眼下に、右上方に剣が峰を仰ぐ。

 比較的なだらかで女性的な山稜や眺望の多い御嶽山の中で、奥の院は最も荒々しく、急峻な山容を見ることができる唯一の場である。近年の御嶽山噴火以前は、ここに地獄谷をめぐる修験の行者道があったという。
 奥の院から王滝口へ降りる場合、王滝頂上へ引き返す道の途中からトラバース(斜面を横切る)すれば、九合目上部の石室避難小屋の西側の登山道と合流する。


この記事へのコメントや追加情報等お寄せください


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://ontake38.com/mt/mt-tb.cgi/40

..